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速記は21世紀対応の超高速文字です。人が話す内容を全て、そのままの速度で書き取っていける、それが速記です。


速記の誕生から今日まで

始まりはローマ時代

キケロ 速記の始まりは、共和政ローマの時代に遡ると言われています。紀元前63年、カティリナという人がクーデターを企てようとするのですが、それをキケロという人が告発します。キケロは共和政ローマ期の政治家、文筆家、哲学者で、ウィキペディアには「ローマ最高の弁護士」とありますが、彼がカティリナ弾劾裁判で行った演説を、彼の解放奴隷であるティロという人が書き取ったのが速記の起源とされています。
 もっとも、このときの速記は、現代の流れるような線が連綴されていくようなものではなく、話のキーワードとなる音の最初を摘記したようなものだっということです。ろう板に鉄筆で記したと言われていますから、現在のようになめらかにさらさらっと書くこと自体、無理な話ですよね。
 実際に書かれたものを見たことはありませんが、「ワールド・ベースボール・クラシック」を「WBC」と書いたりする、そういう感じだったのでしょうか? あるいは、私はパソコンで文章を打つとき、例えば「のでありますけれども」は「のあも」の略語で使用していますが、そんな感じだったのかもしれません。
 蛇足ですが、キケロは「Marcus Tullius Cicero」、つまり、英語読みをすると「シセロ」となります。